S田の山行き

遠州地方を中心にサイクリングを楽しんでます

御前崎ポタ

最近、インフルで臥せっていたので、しばらくぶりのサイクリング。なんとなく行ける場所までという気持ちで走り出す。太田川沿いを海まで、岸に休んでいるカモが同じ間隔で近づくと前に進み5m程飛び立って移動するのが何かおもしろく、同じ行動するのが不思議でもある。
そのまま、海に向かうと福田港に突き当たる。昨年の5月にできた「渚の交流館」。
以前は、休日のみ漁港でとれた魚の料理が食べれたと思ったが、今は、きれいな建物内で平日も食べられるようになっていた。まだ昼まで時間があるので見るだけに。
隣の海岸ではサーフィンをしている人が数名。ビーチバレー、ビーチサッカーもできるようだ。ここからは、太平洋岸自転車道を行く。
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快適な道がしばらく続き、風も穏やかで暖かだ。潮風が気持ちいい。左手では、防風林を伐採して盛土を行う工事が延々続いていた。
土を積んだトラックがひっきりなしに走ってくる。
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段々と道が砂に埋もれてなくなってしまっている箇所もあった。乗っていけないので、そのたびに押して歩く。
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タイヤを砂に埋め立てておいて休憩したり。
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そんな感じで、何とか浜岡砂丘に近づいたころ、何やら大勢の人ににぎわっている場所に突然出てしまった。自転車を降りて歩く。河津桜が道沿いに鮮やかに咲いていた。ちょっと得した気分でうれしい。
浜岡砂丘前で、お昼にする。焼きそばを食べてると、知らない間に、もの欲しそうなネコ。お連れさんですか?なんて声をかけられてしまった。お店の看板ネコだそう。残飯を与えてた。
砂丘も久しぶりなので見たけれど、特にここだからという景色でもなく。
御前崎にきたら、最近マイブームの直虎関係の場所へ向かう。ちょっと迷いつつも、直虎の母の兄にあたる新野左馬助公のお墓がある、左馬武神社に到着。
小高い山にあるので眺めがいい。
左馬武神社より東には、舟ヶ谷城山。ここを、居城としていたそうだ。時間があれば登ってみたいとは思ったが、今日は帰ることにしよう。
帰り道、横須賀街道を通り、横須賀城址で休憩。
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裏手には、梅園がありきれいに咲いていた。
城跡は、どこも花見の時期は訪れる価値あり。
横須賀城址はとてもきれいに整備されていた。
ここからの眺めもなかなかのもの。
石垣が復元されていたが、積まれているのは、丸石。河原の石を使っていたらしい。
ぐるっと周る頃には、疲れも取れてまた出発。浅羽あたりで、旧軽便鉄道、駿遠線の復元された駅舎跡があった。藤枝から、御前崎経由、袋井まで続いていたそうで、車の時代になるまで活躍していたのだろう。
一部は遊歩道で走れて、自転車には丁度いい。
後のんびり、実家まで。鉄フレームは、乗っていて苦痛でないので、カーボンより楽。ある一定の速度以上出さなければ、あえてカーボンフレームに乗る必要もないのではと思えてくる。鈍った体も少し動かせて良かった。