前回、東海道 小田原宿まで来たので、今回は続いて箱根越えです。さすがに16インチシングルで超えるのはきついので歩きで行きました。JR早川駅よりスタート
箱根登山鉄道に沿って行きます。箱根湯本駅手前より登り開始です。
道沿いにかわいらしい道祖神。
これから、石畳の道を歩いていくことになるのですが、最初の石畳の始まりです。
旧道から一般道へでるとこんな感じ。登り勾配10.1%これより1.2kmの間七曲り、とあります。
サイクリストの登る人、下る人結構通り過ぎました。登りはやはりきつそうで休み休み登っているローディと何度か追い付いてお互い声をかけあったりして、ここでは歩いているほうが早かったりします。歩きは、カーブをショートカットする階段で登ったりするので、距離は短く済みます。
こちらは、猿滑り坂。坂が急なことを表現するため、色々な名前が付けられてます。他におもしろいところで女転し坂という坂があって、馬に乗った婦人が落馬して死んでしまったことからつけられた場所もありました。
これから先は、旧道の石畳も広くなってきます。
石畳は決して歩きやすいわけではなく、こんな感じに石畳みないところがあればそこを歩いた方が楽です。石畳にしたのも、雨が降ったりした後、膝まで沈むような泥道になったりしていたので、江戸時代に石を敷き詰めて整備したそうです。
この坂を下りて一旦芦ノ湖にでます。
丁度お昼時なので、湖畔でお弁当食べて休憩。日差しは暑かったですが、風が冷たくて気持ちがいい。
箱根峠まであと一登りする前に、湖畔に沿って杉並木があり、強い日差しを遮ってくれてます。
箱根の関所の入口です。昔の様子を再現して作られたようですが、外から見るだけにして先を急ぎます。
途中、箱根駅伝の碑がありました。往路ゴール、復路スタートの地点ですね。一度、ここで見てみたいものです。
箱根峠までの最後の登りです。細い道を自動車道の下をくぐったりしながら進んで行きます。
ようやく箱根峠到着ここより下り。静岡県に入ります。
最初のうちこそ道の状態が悪く当時よく走ったものだなと自分のことながら思ったりしました。そのうち、道は広くなり歩きやすくもなってきました。
酒が好きだった雲助徳利の盃と徳利が浮き彫りにされている墓を過ぎると、間もなく山中城址です。
きれいに整備されてます。
その後もしばらく石畳を歩いて新しくできたスカイウォークを過ぎます。
ようやく民家のある場所に入って三島宿ももうすぐ。普通の生活道ですが、勾配がかなりある。日坂の旧道に匹敵するくらいの激坂もありました。
初音ヶ原の松並木を抜けて、
下りもここで終了です。
程なく三島大社に到着。
時刻も夕暮れ。自転車と違う筋肉を使ったためか足にきました。けれど昔の人たちと同じように歩いて峠越えをしてより東海道を知れた感じがするので満足です。