毎日、寒い日が続いてます。風も強くて遠出するのも気が乗らないので、近場で紅葉を見に二俣へ出掛けることにしました。まずは、二俣城址。徳川と武田の激戦地となった場所でもあります。
そして家康の嫡男の信康が自刃した場所でもあります。なぜ、自刃しなければならなかったには色々と諸説があるようですね。真相は実際どうだったのでしょう。
近くの神社のイチョウの黄葉も絵になります。
家康は、信康の霊を弔うために清流寺という寺を建立しました。こちらも、二俣城のそばにあるので寄ってみました。お寺の名前の由来となった小さな滝が写真左手にあります。
家康自身が名付けたという、清流寺。境内の雰囲気が、なんとはなしに一人の親としてのやるせない気持ちを今に伝えてくるようです。
また、二俣は本田技研工業の創業者、本田宗一郎の生まれ育った地でもあります。そして、境内にあるこの鐘。宗一郎が二俣小学校時代に、お腹が空いたと学校を抜け出し、お昼に鳴らされていたこの鐘を、正午前にうってお弁当を食べたという話が残っているそうです。
そして、その本田宗一郎ものづくり伝承館というのも隣に隣接しており、そちらも寄って行きました。入口に置かれている自転車にエンジンを付けただけの初期のバイク。
段々とオートバイらしくなっていきます。
本田宗一郎の言葉で確か、人生は何度感動を味わえるかでその人の人生が良かったかどうかが決まるようなことを言っていた記憶があります。自分を振り返ると最近はめっきり感動が少なくなってきたような・・・。
2Fでは、F1第一期写真展をやっていて葉巻型の車体で活躍していたころの写真と映像が見れました。このころの車体もシンプルでかっこいい。残念ながら、私の生まれた1968年に死亡事故を起こしF1を一旦撤退してます。
次は、新聞で見て行きたくなった、桜と紅葉が同時に見られる光明寺。