S田の山行き

遠州地方を中心にサイクリングを楽しんでます

近江散歩 続き

二日目は、昨日の続きから開始。朝の通勤、通学の時間と重なり旧道は、学生や社会人たちの列でいっぱいの中をゆっくり進んでいきます。住宅街の中でルートを逸れてしまい、建部大社にてまた、旧道に復帰します。瀬田の唐橋を渡り大津市街へ。

 

 

膳所城址にも寄ってきました。徳川家康が東の抑えとして、関ケ原の戦いの翌年、天下普請の第一城として建てられたそうです。

 

 

朝の光が湖面を輝かせ綺麗です。

 

 

その後、市街に走る京阪線を越える際、タイヤが線路のみぞに流れて入ってしまい転倒、幸いに膝を少しうっただけですみましたが、すぐその後電車が来たので危ないとこでした。普段、線路を斜めに横切る場所は、あまり通らないので教訓として、写真に収めておきました。

 

 

三井寺辺りまでは、気持ちのいい一直線の道が緩やかに起伏しながら続いています。

 

 

京都まで、国道を進めば逢坂の関を通りますが、サイクリングマップで書かれてもいる、三井寺脇から小関越えルートで静かな坂をゆっくり上ることにしました。

 

 

短い坂でしたが外国人のサイクリストに挨拶されたり、その他数台の自転車にすれ違ったので、自転車では定番の道なのでしょう。

程なくして、峠に着きました。近くを琵琶湖疏水が流れているそうです。

 

 

急坂を下り京都山科に入ってさらに進めば、もう京都。辺りはにぎやかになり、平安神宮の大きな鳥居が見えたので、寄って行きました。賑やかなのは、参道でのフリーマーケットで神宮には、人がまばらでした。

 

 

そして、東海道終点、念願の三条大橋に到着。

 

 

本当は、全てのルートを走ってから辿りついたら感動もひとしおだったと思いますが、岡崎から昨日の水口宿まで飛ばしてのゴールです。残りはいつかまた。

 

 

とりあえず、鴨川沿いを南下。川に沿ったお店の前の細い路地を進みます。高級感ある店が目白押しな感じです。夜になれば舞妓さんも見られるらしい。

 

 

再び鴨川に出て、今度は川沿いの道を行きました。

 

 

テレビでもよく見るように、鴨川沿いでそれぞれの人が思い思いのかたちで楽しんでいる様子が印象的でした。

 

 

程なくして、京都駅近くまで来て、まだ時間は11時前。少し観光しようと、東本願寺に入ります。浄土真宗のお寺で、南無阿弥陀佛と唱えてお参りするらしい。

 

 

とにかく、大きくて綺麗で圧倒されます。

 

 

西本願寺も見ていきました。どちらも中に入って

拝ませて頂きました。

今回のタイトルにもした近江散歩は司馬遼太郎の「街道をゆく」を連想したからですが、それには、''させていただきます"、という言葉の由来が書かれていて、もともと浄土真宗で使われていた表現で、全ては阿弥陀如来(他力)に生かしていただいてる。この思想からでた表現だそうです。

 

 

そんな感じで、昼近くになったので、駅近くで、美味しそうなランチメニューが書かれていた喫茶店で昼食。コーヒーを飲みながら帰りの約1時間後の新幹線を予約します。

駅前の静かなスペースで自転車の袋詰めして準備完了。

京都駅は、新幹線ホームまで結構長く最後にまた疲れてしまいましたが、間に合い、帰路につけました。

 

今回のサイクリングは、久しぶりなこともあり、無理しない計画で良かった。これからまた走る機会をできるだけ増やしてこうと思います。

 

違う土地でのサイクリングはやっぱり新鮮で楽しいですね。最近の鬱々した気分が晴れて満足です。